9号 宅配蕎麦も始動しました(2006/10/7)

昨日10月6日夕刻、嵐の中、宅配蕎麦の第1号を出荷させていただきました。ご注文いただいた皆様、本当にありがとうございます。そろそろ届く頃かと思います。無事にちゃんと届きますか、送り出した身としては実に心配なものでございます。

実はこの初出荷に当りましても、いろいろとドタバタがありました。
まずお蕎麦など入れる容器、これを調達するのが案外大変でした。そばつゆはすぐに決まりました。俗に「タレビン」というらしいのですが、四角い半透明のポリの容器、赤いふたがついてるやつ、あれです。案外無かったのが蕎麦本体を入れる容器。蕎麦の長さに合わせて長辺が22,3cmの黒いのが欲しかったのですが、それがなかなか無いんです。合羽橋の容器屋さんを回りましたが、ぴったりのが無い。あってももっと小さかったり、大きさがぴったりのは弁当用で仕切りがいくつもついていたりで。

困った末、妻がネットでこれなら良さそうだというのを見つけまして、メーカーに電話しまして、そこから近くの販売業者さんを紹介してもらいました。この人が実に良い人で、ホント、我々素人のよく分からない話に親身に相談に乗って下さいました。助かりました。

そこから脱気シーラーというものも購入しました。よくありますよね、厚手のビニール袋に入っていて、中の空気を抜いてぴったりとシール(熱圧着)してあるやつ、あれです。これはすぐれものです。ねぎや山葵、かけつゆにも使います。容器に入れた蕎麦自体もこれで密封することにしました。使っていると、なんかお店屋さんになった気分です。なったんですけれど・・・

で、昨日、頼んでおいたその容器、蕎麦を入れる容器、そのふた、シール用ビニール袋、段ボール箱、つゆを入れるタレビン、そのようなものがイッキに来ました。いやーその迫力たるやすごいです。業務用というのはロットが半端な量じゃないんですね。蕎麦の容器ひとつとっても、600ですので、小型の机くらいの大きさのダンボールに入ってくるのです。もう家の玄関がダンボールの山になり、その山を崩して狭い我が家のさらに狭い屋根裏にしまうのに一苦労でした。そのためにおとといは一日かかって屋根裏にほおってある荷物の整理もしました。

それから昨日は初めてヤマト運輸の伝票をプリンターで印刷しました。いちいち手で書かなくて良い、伝票印刷用のソフトがあるんです。ただそのソフトを使うためにはヤマト運輸と契約をしなければならなかったり、それで終わりかと思うと、それとは別に代引きをしてもらうためのヤマトファイナンスとの契約が必要だったり、その契約書を書いてドライバー君に渡したのですがいつまでたっても登録されず、ドライバー君に調べてもらうと、ヤマトファイナンスに送ったはずなのに向こうは届いてないと言うのでもう一度書いてくださいとか、いろいろありましたが、ようやく昨日無事に伝票の作成も成功しました。

しかし、この、「B2」と言うのですが、送り状発行ソフトとそのバックで動いているヤマトのシステムはよくできてますねえ。ITの世界では有名なシステムなんで話には聞いていましたが、実感しました。

入力が実にしやすい。入力する側の行動パターンを実に良く分かってるんです。例えば、細かいことですが、最初の入力欄が電話番号で、これを入れると住所をある程度自動的に出してくれる、それをもとに番地を入れる、とその横に、住所から郵便番号を出してくれるボタンがあるんで、それを押すと郵便番号も入る、これで入力完了です。面白いのは、逆に郵便番号から住所を出すボタンは無いんですね。最初は変だなと思ったのですが、やってみると、この順番が使いやすいんですね。考えてみれば、郵便番号というのは分からないこともありますからねえ。

そして送り状を印刷すると、単にプリントするのではなくその瞬間にヤマトのサーバーに出荷データを送って伝票b取ってくるんです。だからヤマト側では、今日どこからどこに荷物が流れるか、その時点で把握できるんですね。で、その送り状をぺたっと貼って発送します。そうするとこちらはその荷物の今の状態をいちいち確かめることができるんです。これも初めて実感しました。でも、今昼の11時過ぎですが、午前中指定なのにまだ届いてないところもあるんですが、大丈夫でしょうか・・・




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