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37号 蕎麦さかいの年末年始 2009年版 (2009/1/4) | ||
皆様、お正月をいかがお過ごしでしょうか。 東京では毎日気持ちの良い晴天。昼間明るい青だった空が濃い藍色に暮れる頃、茜色に染まった西の空を後光にまとった富士山が、黒いかたまりのように浮かび上がります。 このあたりでも、ところどころに富士山の見えるスポットがあるんです。 きのうの夕方も、散歩していて、くっきり見えました。 ああこの姿は何百年前も何千年も前から同じようにあって、江戸時代の人間も縄文時代の人間も見たろうなということに、いまさらながら気づかされます。 侍も町人も古代人も見たに違いない夕暮れの富士。 悠久と今の瞬間が交錯する・・・ お正月らしく、俗世の雑事を超越しました。 一瞬だけですが・・・ −−−−−−−−−−−−−−−− さて、昨年の正月もメルマガで蕎麦さかいの年末年始をご報告しました。 大して変わりばえしないのですが、今年も簡単にご報告します。 年越し蕎麦のご注文を下さった皆様、ありがとうございました。今年もたくさん打ちました。 30日は昨年と同様、朝5時から夕方4時まで、休憩をはさみながらもずっと蕎麦打ちでした。家内と、手伝いに来てくれた家内の妹、姪の3人は、その間ずっと蕎麦を量って詰め、ねぎを刻み、そばつゆを袋に入れてシールし、それらをダンボールに入れ、とこちらも大忙し。年に一度のお祭りみたいになってきました。 31日はそれに比べれば余裕で、配達も18時には終了。蕎麦打ち場を片付けてこれで今年の仕事はすべておしまい。充実感と疲労感に包まれる瞬間です。 それからゆっくりと風呂へ。 新居の風呂は、私がこだわって作ってもらっただけあって、とっても居心地がいいんです。そこへ熱燗一本持って入りましてね。湯船につかりながらちびりちびり。風呂場の電気は消して窓の外の照明だけ。ほの暗い中で一口、また一口。 これ、一度やってみたかったんです。 いやー、堪能しました。幸せでした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 明けて元日はゆっくりと朝寝をし、お節とお雑煮で一杯やり、すっかりいい気分になって昨年同様お昼寝をし、起きて近所の深沢神社に初詣に行くという、とっても優雅で怠惰な一日を過ごしました。 二日は一転して決算に向けての伝票処理。一日パソコンに向かっておりました。おかげさまで、昨年は引越しのために1ヵ月半休業したにもかかわらず、増収増益の決算とすることができました。 あらためまして、お客様に感謝です。ありがとうございます。 そして昨日三日は、なんと、大掃除。 と言っても住んでまだ5ヶ月。そんなに汚れてないので少しですが。 そして暮れはずっとサボっていたチェロの練習。ちょっとだけジョギング・・・ だんだん日常に戻ってきました。 今年の抱負といたしましては、これまで自己流でやってきている料理を、少しでも習い始めたいなと思っているんです。どなたか、こんなおじさんが行ける良い料理教室、ご存じないでしょうか。 そしてなんと言っても、妻ともども楽しく続けられるペース配分が何よりの課題です。 どうぞ皆様、今年もよろしくお願いいたします。 |
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