35号 圧巻!ホルンの夕べ (2008/9/30)
急に秋らしくなって、朝晩は風が肌寒く感じられるほどになりましたですね。いかがお過ごしでしょうか。

先日朝アリッサの散歩のときに女子中学生の一群とすれ違いました。風に吹かれて舞い落ちる枯葉を見ながら「秋だねえ」「だから秋はフォールなんだねえ」と話しているのが聞こえました。心の奥で、遠い昔の懐かしい音が鳴ったような思いがしました。

おかげさまでNew蕎麦さかいも滑り出しまして、新しい環境にもようやく慣れてきました。キッチンは広くなって二人で作業しやすくなり、南側で明るく、とても快適です。家内に無理言って入れさせてもらった蕎麦釜もうれしいことに大変力強く、茹でるのが一気に楽になりました。
そのせいでしょうか、これまでより疲れないような気がします。従業員にとって、職場環境は大事ですね。

さて今日は、先々週の日曜日にありました「ホルンの夕べ」のお話をさせていただきます。蕎麦さかい始まって以来最大のイベントでした。
事の起こりは、今年8月に行われました東京六大学OB合唱連盟の演奏会、通称OB六連です。ここでわが東大アカデミコールは、4本のホルンの伴奏でシューマンとワグナーの曲を演奏しました。その打ち上げの2次会の席で、酒の勢いも手伝って大いに盛り上がり、新装なった蕎麦さかいでホルンと男声合唱のパーティーをしよう、なに定員は10名?、それじゃ少ない、立食でいいから20名だー、と、こういう話になってしまったのです。
例によって勝手にそんな話を決めてきてしまって家内には怒られたのですが、いまさら後には引けず、もうこれはやるしかないと。というよりは、私自身、とても楽しみな気持ちがしてきたのです。

幹事を引き受けてくれたN君の尽力でお客様は総勢18名。まずは生ビールで乾杯。そうそう、新しい蕎麦さかいでは生ビールサーバーを導入いたしました。
そして最初はホルン4本のアンサンブル。狭い家でホルンなんて、どうなるのかと思ってましたが、そこはさすがプロ、TPOに合わせて優しくやわらかい音で吹いてくださり、一同その美しく軽やかな響きに至福のひと時を味わったのです。
さてその次は演奏会でも歌ったシューマンの「狩の歌」。一転皆さん聞く側から歌う側に回り、もちろん私も歌いました。盛り上がったところで宴会に突入。その後は文字通り飲めや歌えやの大饗宴となりました。
そして宴もたけなわ、出来上がったところで最後に再び愛唱曲を熱唱いたしました。楽しい一夜でした。
写真をここにアップしましたので、どうぞご覧ください。
http://soba-sakai.com/horn

裏話をいたしますと、料理を少し作りすぎまして、途中からだんだん召し上がるスピードが遅くなり、天ぷらなどは用意したものの半分しか出せませんでした。それでも最後のお蕎麦は、茹でる蕎麦から、じゃなく茹でるそばから瞬く間に無くなりましたのは、うれしい限りです。

でもこれで、20名様くらいまででしたら、立食パーティーも可能だということがわかりました。立食といっても椅子も10数脚でしたら部屋の周りに用意できますので、代わるがわる座っていただくこともできます。
機会がございましたらぜひご相談ください。

それではお風邪など召しませぬよう、お元気で。




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