34号 リニューアルオープンは9月12日になりました (2008/8/27)
ようやく涼しい日が訪れるようになりました。ホッとしますね。

引越しから、はや20日。家の中がやっと落ち着いてきました。
家の中が片付くと気持ちも落ち着いて、我が家にいる、という感じになってくるものですね。
アリッサもだんだん自分の快適な居場所が決まってきたようです。ですが、どういうわけか階段が下りられず、なんとエレベーターを使ってます。

今回は自分たちでいろいろ考えて決めてきた間取りや設備や内装ですから、当たり前といえば当たり前ですが、最初からしっくりくるのはうれしいことです。
これまで引っ越した時は、服にカラダを合わせたようなところがありましたが、今回はカラダに合わせて服を作ったような感じです。

それに加えて、まだ基礎の頃から毎日のように見に行って、入居するまでにもう何十回も出入りしてましたから、なじむ時間は充分あったわけです。
テレビの番組で、出来上がった(リフォームされた)我が家に入って、「わあっ」と感激する場面がありますが、あれは一切なかったです。

逆に、出来上がってしまうともう何の変化も起こらないのが、とても寂しく感じられまして・・・
永遠に出来上がらなければいいのになあ、なんて、わけのわからないことを思ったりしました。

今回家を建ててみて面白かったのは、夫婦二人の関心のあり方の違いです。
私はといいますと、住む際の快適さや使い勝手に直結する性能や機能にまず関心が行くのです。
家内はそれも大事にはするのですが、どちらかというと見栄えや美しさのほうに力点が置かれるのです。
そこで途中から、「機能担当」と「見栄え担当」とそれぞれ任命し、その両側の面からチェックし、決めていくことになりました。

そうすると、それぞれのよって立つ場所がはっきりするので、平和のうちに決め事をしていくには良い方法でした。
「機能担当としてはこの範囲であればOKだから、あとは見栄え担当で決めてよ」とか
「見栄え担当としてはこうしたいけど、機能担当としてはどうなの?」などという会話が飛び交いました。

機能と見栄え、まあこれは、基本的には補完しあう関係のものなので、多くの場合それでうまく行きましたが、時には両立せずに論争になることもありました。
例えば・・・ 例えば表札です。

機能担当としては、表札というのは、ここが酒井さんちだということがはっきりわかることが大事。
特にお客様がいらっしゃるわけだから、遠くからでも見えるようになるべく大きく、そして夜でもわかるように光るのがよい。
それに文字は視認性を考えると漢字かあるいはひらがながよいと、こう思うわけです。

一方見栄え担当としては、あまり派手に目立つのは美しくない。そして外装の雰囲気とマッチするように。
そうすると素材はロートアイアンで、レーザーカットではなくて曲げ加工で、文字はやはりアルファベットかなあ、と、こうなるわけです。
ということで、どういうものをどこに取り付けるか、では散々悩み、かつ論争がありました。

その結果は・・・・ どうぞいらしてみてご覧下さい。

さて、ようやく机と椅子の搬入日も決まり、保健所の検査の日も決まりまして、リニューアルオープンの日も決まりました。
9月12日金曜日から、営業開始させていただきます。
皆様、どうぞ、新・蕎麦さかいをよろしくお願いいたします。

ホームページの予約状況(○×表)も久々にオープンいたしますので、どうぞご覧下さい。




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